舟越工務店ブログ

2020年06月28日 【

導入口ができた。

道なき道を行く、、、
そんな、言葉も浮かぶ。

ひとは行き着くが、
車は無理という巾の通路を通って、、、
という立地であったが、
いろいろと、功を奏して、
敷地に軽トラ程度なら、
行き着くことができるようになったのである。

いわば、敷地への導入口が、
出来上がったのである。
建物を改造、改修するのにあたって、
必要となる数々の資材、建材や住設機器等、、、
ものによっては、かなり重量のあるものもある。
それらを全て人力での運搬するとなると、、、
なかなかの労力がかかると思われていたのだが、
いやはや、実に、助かったのである。

ここまでは、ほぼ、
基礎、土工事のプロフェッショナル、
西野さんの尽力による、、、
そして、住まい手さんも、
いろいろと手を加えられた。

法面の石積みは、幾分かは、
西野さんのレクチャーを受け、
住まい手さんもされているのである。
この石は、今回、解体した小屋の、
足元に使われていた石など、
全て敷地内から、確保できているのである。
まだ、完成ではない、、、
これからは、住まい手さんが、される予定なのである。

アウトラインはできた、、、
後は、雨などの自然現象にさらされながらの、
状況を見ながら、適宜、
手を入れていくことになるのである。

 

煙突のある家

2020年06月27日 【

長さを助長する。

着々と、進行中の現場、、、
少し前の様子。
床の間のある和室と続きの間である、和室、
そして縁側であった部分を、
プラン的には変えない、そのままの位置となる、
キッチン、ダイニングスペースから、
一体につながる、、、
リビングスペースとなるのである。
ダイニングから見れば、
西側に位置する、前庭、
そして、その先に広がる、、、
田園風景につながる空間となるのである。

4枚の欄間付の掃き出し窓を、
2枚の大きな引き違いの掃き出し窓に変え、
外部にも、出来るだけ、
すっきりとつながるようにした。
その外には、床がフラットにつながる、
屋根付のデッキを設える、、、
より、外部につながるのである。

結果、室内外に渡って、
長く、伸びやかなにつながる空間となる。
そして、より、その長さを、
助長するかのごとく、
長手方向に向かって、、、
床板が張り巡らされるのである。

楽しい我が家

 

2020年06月26日 【

自然の影響を観察する。

季節柄、徐々に、
木々が、緑が、勢いを増して、
生い茂る、今日この頃。
そして、時折、降る雨、、、
梅雨さながら、なのである。

外から見る限りでは、
建物的には、まったく変化していない、、、
まわりの自然に覆い被されそうになっている、
そんな様なのであるが、、、
数々の課題に向き合いながら、
projectは進行中、なのである。
建物の廻りは、少しずつ、
整備されてきている。
敷地、建物への導入口である進入路も、
かたちをなしてきた。
内部は、一部取り壊された。

雨、風、太陽、、、動、植物、、、
いろいろな、自然、自然の力に、
建物は影響を受け続ける、のである。
それらの、現在の、状況、様子を見る。
いわば、観察しながら、
思考を巡らす、、、
そして、ことを進めるのである。

煙突のある家

 

2020年06月13日 【

クリップライトにて、デモンストレーション。

フラットに掃き出しの開口、
デッキにつながる予定の、
天井が、、、
一部、勾配天井になることになった。
いわば、天井面に変化がつく、
かたちとなったのである。
となれば、当然、照明のやり方も、
再検討とあいなる、のである。

大工さんが一日の仕事を終え、
清掃等、整えられた現場。
取り付けられた下地で、おおよその、
壁、天井の輪郭は、確認できる状態、、、
思わず、現場用のクリップランプにて、
デモンストレーションをしたのである。

楽しい我が家

2020年06月11日 【

考えながら、つくる。

既存の家に、手を加える。
在る部分を取外し、
露になった軸組み、、、
木構造の部分なのである。
おおかたの予想通りではあったが、
プラン、計画どおりにするべく、
構造の在る部分を取り払うべきか、
残して、計画に変更を加えるか、、、
時として、考えねばならないことがあるのである。
できるだけ、元々の構造にとって、
無理な変更、無理な構造とならないよう、
検討する、のである。

柱、壁を取る代わりに、
梁を新たに加える。

取るはずの柱は、
通し柱であったので残し、
入口の位置、内容を変更する。

予定の窓の部分に柱があったが、
窓の位置は変えず、柱は取り、
両サイドに柱を加える、
と同時に、他の壁の補強も考える。

などなど、、、

改造の場合、
考えながら、つくる、、、
ことが大事なのである。

楽しい我が家

 

2020年05月26日 【

折りたたみ式踏み台

キッチンの出窓の開閉などに使う、
急遽ご依頼いただいて、
大工さんにて、
つくらせていただいた、
キッチンの踏み台なのである。
簡単なつくりでよい、ということでしたが、
ついつい、ひと手間加えてしまう、、、
性なのである、、。

使わないときは、シンク下の、
OPENなところに納めていただくこととなるのだが、
結構かさばる、、、
ということで、折りたたみ式としたのである。
板材は杉の集成パネルであるJパネルの厚み24mmで、
踏み板1枚と脚部の板2枚の計3パーツ。
踏み板と脚部の板との接合は、
テーブルの折りたたみ脚に使われる、
脚折れ金物を左右ひとつずつ、にて、
取り付いてある、のである。

つなぎのいやしの空間

2020年05月10日 【

どうするか、、、五右衛門風呂。

昔、懐かし、、、
五右衛門風呂、、、
といえども、
リアルな記憶としては、
幼き頃の、かすかな、
記憶という感じ、、、なのである。

現存する、、、
まさに、、、ハーフユニットの様相で、
残っている状態なのである。
つくられたのは、
昭和の時代であろう、
多々なる色、柄、形の、タイルによって、
つくりこまれてる様が見て取れる。
ある意味、タイル全盛の時代でもあったと思う。
大いに、左官屋さんの技、、、
センスを発揮しての意匠が見受けられる、、、
見れば見るほど、
その片鱗が感じられるのである。
たぶん、そのあたりは、
左官屋さんによる、
いわば、即興的な感覚によるつくりかた、
ある意味、施主様からは、
左官屋さんの感覚に任せるという、
「おまかせ」という感じあったと思われる。

ほんと、自由な発想、つくり様、
浴槽の立ち上がり部分なんかは、
よく見ると、絶妙にRが、、、
曲面が刻まれているのである。

半身浴、ならず、
いわば、露天風呂状態の様相。

焚口は、傷んでいるのだが、
かたちは保持している。
排水口からは、
草が生い茂っていたが、
取り払われた、、。
ここからのロケーションは、抜群。

煙突が一つ増えることとなるか、、。

さあどうするか、、。
そのあたりは、
施主様におまかせ、、、と相成るのである。

煙突のある家

 

2020年05月08日 【

昼下がりのデッキ

窓越しに見る、
外の風景。
室内に居ながらにして、
緑を見るのもいいのだが、
思わず、外で佇みたくなる、
そんな、、、
昼下がりのデッキ、なのである。

つなぎのいやしの空間

2020年05月06日 【

造り付けキッチンの様相。

この、いわば、小空間の中に、
思慮が凝縮されているのである。

造り付けキッチンの様相。

一から、考え、つくる、
造り付けキッチン、、。
いわば、機能と意匠が、凝縮されているのである。
そこには、必要以上の、装飾は、ない。
機能優先、、、無駄な意匠はしない、
いうなれば、最小限の意匠なのである。
右から、説明すれば、、、
となれば、、、割愛させていただくのであるが、
機能面等々、網羅されているのである。
OPEN な部分、なにもない部分、
スペースも含め、必要に応じての、
スペースなのである。

つなぎのいやしのスペース

2020年05月05日 【

on…W(ダブル)サークルテーブル

 

偶然の一致というか、
新しくつくった、
ダイニングテーブルと、
そして、新たに、
ダイニングスペースとつながるように、
新設したデッキスペースに、
ON、設置された、テーブル、、、
持っておられたOUTDOOR用の、
サークルテーブル(snow peak)のリペアー、、、なのである。
(脚部をそのまま利用、天板はJパネル厚み24mmにて再生したのである。)

ということで、
サークルテーブルが重なる、、、
W、ダブル、サークルテーブルとなったのある。

デッキは室内空間を拡張させる、
仕掛け、装置でもある、、、
そして、内部だけという感覚から、
外部につながる、つながっている、、、
という感覚を助長させてくれる、、、
そして、また、そこにつながっている、
他の空間との、つながりも、持ち得たのである。
偶然のなのであるが、、、
2つの、ラウンドテーブルが置かれることにより、
より、つながりが、助長されるのである。

つなぎのいやしの空間

 

2020年05月04日 【

アフター、after、、、

 

工事、ひとまず、
完了した。
Befor、からの、
After、なのである。

一新した、、、
空間となったのである。

 

つなぎのいやしの空間

2020年05月02日 【

WiFiルーターも無事納まった。

工事終盤、佳境なのである。
機器類を納める、、、
リモコン、スイッチ、
火災報知機、
そして、
壁付けのWifiルーター、
無事納まったのである。
普段見る必要ないところは、
隠す、木BOXを製作、
納めたのである。

つなぎのいやしの空間

2020年04月27日 【

洋小屋が現れた。

天井が取り払われ、
露になった構造、、、
長年、入母屋の大屋根を支えてきた、
木組みが現れる。
短辺方向に松丸太が渡る、
和小屋組であると思っていたが、
おおかたの予想に反して、
洋小屋が、現れたのである。
空間の長辺方向、
約6mのスパンに渡っての、
立派な洋小屋組なのである。

(仮称)楽しい我が家

2020年04月25日 【

ステンレスカウンター納め前の造け付けキッチン

工事は、早々、佳境に、、、
造り付けキッチンの様子。

ステンレスカウンター(シンク一体型)が、
納められる、直前の様子なのである。
開けられた天板部、
右がシンク、
左がIHヒーターが納まる、のである。

つなぎのいやしの空間

 

2020年04月24日 【

まずは、養生から。

満を持して、始まった、
改造工事。
リビングダイニング、キッチン、
寝室、子供室、階段、デッキ、
和室から、洋室に変える、
収納の新設、外装、内装の改新、
断熱性の付加、
バリアフリー性の向上、
メンテナンス等々、、、
家全体に及ぶ、
いわば、多岐に渡る内容の、
改造、リフォーム工事なのである。

本日、着手、なのである。

まずは、
既存部分をガードする、
養生から、、、なのである。

 

(仮称)楽しい我が家

2020年04月18日 【

ビフォー、before、、、

さかのぼること、、、1ヶ月。
工事が始まった、直後の様子なのである。
いわゆる、ビフォー、before、、、なのである。
即座にシステムキッチンが取り払われ、
壁にその断面が浮かぶ、、、
浴室は、タイル張りの造り付け、、、
新しくユニットバスに入れ替えるのである。
母屋と、もうひとつの住居をつなぐ部分に、
位置するスペースなのである。
キッチン、ダイニング、洗面、脱衣、浴室の構成。
それらの機能を、引継ぎながら、
単に機能を満足させるだけでなく、
使いやすさ、、、、バリアフリーの実現と、
過ごしやすさ、居心地の良さを、
重視しながらの計画なのである。
アフター、after、、、が楽しみなのである。

つなぎのいやしの空間

2020年04月17日 【

下地の状況

工事中の現場の様子。
下地の状況。
全てに、意味があっての下地なのである。
この状況を見るのも、
なかなか、好きなのである。

つなぎのいやしの空間

2020年04月15日 【

なぜか、アートを感じる。

進行中の現場。
半月ほど前、
工事中の様相なのである。
垂れ下がる、
たくさんの線に、
なぜか、アートを感じる、のである。

つなぎのいやしの空間

 

2020年04月13日 【

事前調査

いよいよ始まる、project、、、
1年越しという様相、、、
初回の計測から1年以上になるのである。

ということで、まずは、
再度の事前調査なのである。

既存のサッシを、
新しいサッシに入れ替える、、、
適正なる、W.H、、、巾.高さを導き出す為、
要となる、寸法を計測するのである。

(仮称)楽しい我が家

2020年02月22日 【

ロケットストーブの原型

打ち合わせの最中、
傍らに置いてある、、、
気になる、一品。

いかにも、簡易なつくり、
煙突のパーツと、
一斗缶+半斗缶、
自分でつくられた、
いわば、ロケットストーブ、
なのである。

T字管の竪管部分は、
いわゆる、焚口。
焚き木と、空気の導入経路を仕分ける、
いわばセパレートの役目を果たす、
板状のペラ、、、鉄板も、
仕込まれているのである。

排気管、、、排気口の部分は、
見た目も、いかにも愛らしいかたちなのであるが、
長めの管材をカットし、
巻きにして、納められている。
そうすることで、
上にやかんが置きやすくなるのと、
やかんを置いても、空気、
排気の抜ける隙間がつくれ、
その抜け具合も巻き取り様で、
調整できるのである。

ロケットストーブの原理、
いろいろな発展型がある、
知れば知るほど、
奥深き世界、、、

ロケットストーブの原型を、
見たのである。

 

煙突のある家

 

2020年01月31日 【

自然に帰ろうとする、、、家

自然に寄り添うように、、、
佇む、住まい。
場合によっては、
間近の自然の力に圧倒され、
覆い囲まれ、、、
家自身も、自然の一部、
自然に帰ろうとする、、、

常々、、、時には、
自然の力と、
対峙しながら、
時には、間合いを取りながら、
自然に手を加えながら、
そして、共存しながら、、、
が必要なのである。

煙突のある家

2020年01月28日 【

project…

projectが始まる。

いろいろな思い、、、構想が入り混じる。

企てる、、、模索しながら、

今の有り様を感じ、

読み解き、

応答しながら、、、

考えを巡らす、、、

着地点を見つけられるか。

見つけられたら、

そして、また、次に、

つながって行ける、、、のである。

 

まずは、cadで描いた、平面上に、

ラフで書いたコンセプト、、、

徐々に変化してくるのである。

 

煙突のある家

2020年01月15日 【

デザインサーヴェイ

デザインサーヴェイ、、、
周辺の環境や地域性、町並み、風土から始まり、
既存の建物や周りの建物、造成、自然環境、歴史、生活形態、、、
いろいろなカテゴリーが入り混じり、今の状況がある。
そして、それらと、共存していく。
それらにヒントを得る、、、
それを足掛かりにして、考えていく、、、
設計のひとつの醍醐味なのである。
題材はかなり豊富なのである。

煙突のある家、なのである。

2020年01月14日 【

手づくりの帽子

キッチンの排水がつまった、、、
との、連絡があり、
急遽、お伺いした。
そして、無事、
開通と、相成ったのである。

そして、帰り際、いただいた、
たくさんの帽子なのである。
すべて、御自身による、
生地からの手づくりなのである。

思わず、並べる、、、
いやはや、、
色や柄、形、大きさと、
いろいろと
バリエーションがあって、
実に、楽しいのである。
分けさせていただきます、、、
ありがとうございました。

2020年01月12日 【

ポチ袋のデザイン

昨日、住まい手さんから、
お駄賃、、、
ポチ袋をいただいた。
このポチ袋、
いやはや、なんとも、
なかなかのデザイン。

相通ずるものがある、
真正面からとらえた図柄、
昨年、偶然立ち寄った、
京都市内の京都文化博物館で見た、
象図を、
思わず、思い出したのである、、。
ありがとうございました。

 

2020年01月10日 【

即座にDIY

間仕切壁に用いた、
杉の厚板 厚み30の余り材、端材を利用しての、
対面キッチンのカウンター下の腰壁に設けられた、壁棚。
即座に造られていたのである。
住まい手さんによる、DIYなのである。
角がテーパーにカットされているのが、
なんとも、心地よい。
棚板には木目を見せたダークブラウン系の塗装も施され、
受けは、ロイヤルの棚受け金物、、、
実にシンプルに納まっている。
なかなかの出来栄え、なのである。

Best site is Best house

2020年01月09日 【

アクア色の戸

住まい手さんからの、色の指定。

アクアという色の戸となった。
シナ合板に塗った、、、
木地が見えない、
塗りつぶしなのである。

実に絶妙な色、、、
色は光の当り様や、
まわりの色合いにも、
見え様が変わって見えるのである。

まわりの杉材との、
コンビネーションも、
なかなか、GOODなのである。

Best site is Best house

2020年01月07日 【

新春 早朝の現場

新春 早朝の現場の様相。

キリリとした空気、

緊張感が漂う、、、のである。

2020年01月06日 【

住む。 72号

本日から、本格的に、
仕事始めなのである。

休み中に、見、読みふけった、、、
住む。 72号
特集  古い家を改修するには。

いろいろな事例が紹介されている。
なかなか、参考になったのである。

2020年01月01日 【

2020.年賀状

本年も、どうぞ、
よろしくお願いいたします。
2020.年賀状、なのである。

2019年12月28日 【

2019.忘年会

2019.忘年会が、
福知山市の、柳町さんにて、
無事、執り行われた。

家づくりの、職人、、、
そして、現在関わらせていただいているプロジェクトの、
プロフェッショナルが集結、
和気あいあいの時を、得たのである。

現場管理、
大工、
基礎、板金、
左官、和紙、石、内装、
電気、水道、美装、
設計。

普段、現場で顔を、
合わせることも少ない、
職種どうしの方々も、出合う、、、
多岐に渡る、
職種、職能、、、
その一連の総合、集結された力によって、
プロジェクトが出来るのである。

プロジェクトの無事の完成と、
安全、健康を、誓い合い、乾杯の上、
柳町さんの、最高の、鴨すきに、
舌鼓を打たしていただいた。
あっという間の、実に楽しいひとときで、
あったのである。
皆様、ありがとうございました。