舟越工務店ブログ

2020年07月06日 【

宙に浮く、鴨居

見上げれば、宙に浮く、
鴨居なのである。
3.3mほど、飛んでいる。
上は透かして、
下は4本の障子が納まるのである。

ということで、大きめの材、、、
巾150mmx高さ100mmの杉の角材に、
4本溝が掘られているのである。

普段はリビングの一角なのだが、
玄関から、奥にある和室への、
直線的な導入路、、、
動線部分を時によって、
リビングと仕切る、
そんな、役割となる障子なのである。

障子を閉じた状態でも、
その横の大開口から差し込む、
自然光を、天井面にバウンドさせながら、
天井面を這うように取り込む、、、
そんな仕掛けなのだが、
障子が高くなりすぎないようにすることも、
考慮して、かたちなのである。

障子の格子と、あいまって、
光と影がどう映るか、、、
楽しみなのである。


楽しい我が家