舟越工務店ブログ
舟越工務店の展示会など、イベント情報をお伝え致します。
柱納め
本日、早朝より、
晴れて、建前が始まった。
まずは、基礎上全面と、
木材等に掛けていた、養生のシート類を捲り、
レッカー車の設置、
工具等の搬入、金物の準備、、、
そして、住まい手さんを交えて、
建前開始前のあいさつへと進む。
ということで、いよいよ本作業に入るのである。
時間は8時過ぎ、
まずは、住まい手さんによる、
柱納め、、、
1本目の柱が無事納まったのである。
選ばれた柱は、
1階リビング ダイニングに位置する、
2つの大きな片引き込み掃き出し窓が寄り合う、
化粧となる、大柱なのである。
登り軒天の家
完成形が露になった
壁、天井に、
月桃紙が張られ、
床の工事中の保護の為の、
養生が取り払われ、
6帖大のスペースの、
完成形が露になったのである。
壁と天井との取り合いは、
定番の納め様、、、
底目で納める。
そうすることで、
長期的なひずみなどのしわ寄せがくる端部、
いわば、経年変化に対応するべく、
僅かにすいても、奥になるので、わかりにくい、
という納め方なのである。
また、木等がない、
いわゆる、廻り縁がないので、、、
壁と天井の境界が、明確に見えず、
壁と天井が一体的に見え、
結果的に、拡がって見えるのである。
+one room project
色あわせ
住まい手さんとの打ち合わせ。
モデルハウスの玄関先に、
ずらりと並べた、サンプルの数々。
いわば、色合わせなのである。
外壁の掻き落とし、波板、
屋根材、トユ、玄関戸の板、板塀の板、、、
いわば、外廻りのものなので、
やはり、外で自然光に当て、
すこしと距離をとって見てみる、のである。
一堂に並べたのは、
各部それぞれの色と、
全体をイメージしながら、
それらが織り成す、
全体の色のバランスを見る為、なのである。
小さな見本では、
実際の感じがわかりにくい場合は、
ある程度は色目を絞り込んで、
再度、大きなサンプルを調達し、選定する。
すべてが決定するのには、
もうしばらく掛かりそうなのである。
登り軒天の家
パネルづくり
当社作業場では、
大工さん、4名による、
パネルづくりなのである。
外壁と内部耐力壁部に納める、
いわば構造面材なのである。
柱、梁、窓等の間にスッポリと納まるべく、
僅かなクリアランスを見ながら、
寸法を割り出し、つくるのである。
登り軒天の家
準備万端、好天を待つのみ
既に、木材が搬入され、
基礎の上には、キソパッキン、
土台、大引きが据えられた。
そして、先行足場が組まれた。
基礎上全体と、木材等は、
ブルーシートでカバーされた。
準備万端、いざ、建前へ。
あとは、好天を待つのみ、なのである。
登り軒天の家
基礎の様相。
基礎の様相。
外周部の立ち上がりは、
このままの仕上げ、、、
モルタル等の上塗りはしない。
いわば、コンクリート打ち放しなのである。
理由はシロアリの侵入経路をなくすという、
シロアリ対策の為であるのと、
この素材の素形、構造の在り様を、
そのまま見せるという、仕上がりが、
プリミティブ、かつ、シンプルで、
いいと思うからなのである。
目線を下に移し、見る、、、
水平をキープされた天端、
そして、連立するアンカーボルトなのである。
登り軒天の家
勝手口片引き戸+Fix
サッシである、
勝手口片引き戸の引込部分は、
本来は外壁となるところだが、
サッシ枠内々のスペースに納まる、
ピッタリサイズを導き出した巾の、
Fix窓を設置した。
連窓の様相となる、のである。
+one room project
様相が見て取れるように、 なってきた。
枠が納まり、
壁、天井には、石膏ボードが張られた。
天井は、勝手口戸の鴨居枠上端、
床から2mの高さから始まる勾配となるのである。
そこに寄り付くように、横の窓も取り付く。
窓から差し込む光によって、
天井面がグラデーションをつけながら、
照らされる。
などなどの、様相が見て取れるように、
なってきたのである。
+one room project
配線ダクト、そのパーツのみで構成する
照明の位置をスライドできる、配線ダクト。
やはり、照明器具自身を可変できるのが、魅力なのである。
器具も変えたり、数を増やしたりも、
気軽にできる、、、
照らしたい位置が変わる可能性がある場合は、
スポットライトを取り付ける場合が多い。
元々は、引掛けシーリングが、
長いレールの中から右に突き出た、
短いレールの右端部あたりに、取り付けてあったのである。
たぶん、そこには、全般的に照らす、
照明器具が取り付けられていたと思われる。
新しいキッチン、その作業台、及び、
ダイニングテーブル面を、
ピンポイントかつ、しっかり照らしたい、
ということで、
配線ダクト+スポットライトの取り合わせ、とするのである。
引掛けシーリングを取り外し、
配線ダクトの入線部であるパーツ、
フェードインキャップに線を接続、
照明本体を可変させる最適なラインまで、
配線ダクトで伸ばし、
そこで、ジョイナーTというパーツで、
両サイドの配線ダクトに振り分け、
接続させるというかたちとした。
天井は、クロス共々そのまま、ということなので、
配線を隠しつつ、
シンプルなる納めとするには、
配線ダクト、そのパーツのみで構成する、
かたちとしたのである。
houseリニューアルproject
一本枠が納められていく
慎重に、少しずつスライドさせながら、
まさに、阿吽の呼吸によって、
一本枠が納められていく。
実に、気の置けない作業。
大工さんの、高見さん、鳥井さん、
ご苦労さんです。
+one room project
枠は一本でいく
横滑り出し窓、
Fix窓、
片引き勝手口戸。
連窓のように、連なるのである。
枠はそれぞれの窓で分化させず、
通しで、一本でいくのである。
そうすることで、それぞれの窓が、
ひとつ枠によって、統合され、
実に、スッキリとした見え様となるのである。
一本の木に、各部各窓や、
柱の取り合いに応じて、
そしてそれらが、
一度に納まるように、
加工がなされるのである。
+one room project
空間に与える、 開口部の影響
着々と工事進行中の現場。
サッシが取り付き、
外壁、天井と断熱材が入れられた。
採光、通風、
そして、窓からの眺望、、、
空間に与える、
開口部の影響、
6帖サイズの部屋に、
それらが、展開されるのである。
バランスのようなものが、
わかるようになってきたのである。
+one room project
行き着いた、最終のスケッチ。
LDKの、
左上が平面、
左下が断面、
右上が部分パース(作業台)。
もろもろの条件、要望等を考えながら、
打ち合わせを重ね、
行き着いた、最終のスケッチ。
システムキッチン+造り付けの作業台、をセットする。
持ち込まれるであろう、
冷蔵庫、食器棚の配置を考えながら、、、
やはりテーマは、
できるだけ、シンプルに、、、
であったのである。
houseリニューアルproject
既存のサッシがスッキリ納まる。
元々は、タイル張りの浴室であったが、
新しくユニットバスにする。
窓は壁の端から端まで、
壁面の間口いっぱいの、 引き違い窓、
よくあるパターンである。
窓はそのまま、交換しない。
となると、新しいユニットバスの壁面より、
窓の巾が大きくなってしまうのだが、、、
そういう場合も、準備がある。
対応できるパーツ等々で、
実にスッキリと、納まったのである。
houseリニューアルproject
ステンレスの窓台
キッチン前には兼ねてから、
出窓があり、壁と同様、
タイルが4方共張られていた。
タイルは捲り取り、
再度、合板で、下地をつくり、
新しくキッチンパネル張りにした。
窓台の部分も、
キッチンパネルを張るのが通例のようだが、
ここで、ひと工夫、、、
ステンレス製とする、
小口も折りかねで折ってもらい、
キッチンパネルの壁面に、
ピタリと納まる寸法で製作し、納めたのである。
ワークトップのよう、、、
これで、気兼ねなく、
棚としても使えるのである。
houseリニューアルproject
基礎が出来上がった
ビシッと、
アンカーボルトも立っている、
天端の高さも揃っている。
基礎が出来上がったのである。
高建さんの手によって、
実に、美しい、、、
しっかりとした、
基礎が出来上がった、のである。
つぎは、準備でき次第、
木材搬入、先行足場、
そして、建前と、あいなるのである。
登り軒天の家
厚床板が張られた。
厚床板が張られた。
一番下の木、大引き、
ヒノキ90mm角の上に張られた、
小口の断面が見える、、、
杉板厚み39mmなのである。
床面の断熱、
断熱材厚み50mmと、この厚杉板で、
ダブルで効く、のである。
+one room project
床面の断熱
新しく構築する、床面。
キソパッキン、及びプラ束で、
既存の土間コンクリートから浮かしたかたちで、
ヒノキの大引き材を設置し、
その間に、隙間なく、断熱材を設置する、
断熱材は押出法ポリスチレンフォーム保温板3種、
厚み50mmなのである。
そして、ジョイント部、大引きとの接点は、
気密テープ張りとする。
この上に、床の仕上げ材、杉板厚み39mmが張られる。
これによって、より断熱性がプラスされるのである。
+one room project
天井面のライン
天井が取り払われ、
露になった小屋裏。
元々はフラットな天井で、
天井高さは225cm。
床面が、低く抑えたいが15cmは上がってくる、
その分+αで天井面を高く上げたい。
手前の部分は低く、奥はかなりの高さがある。
ということで、
手前は低く、奥はバランスを見て、
程よい高さまで上げることとする。
天井面は段にせず、
斜めの高低のあるひとつの面である、
いわゆる、勾配天井とするのである。
一番低いところ、いわば一番手前には、
木の火打ち梁があり、
鋼製のものに交換、高めに設置することで、
低い部分の高さをクリアーし、そこから、
低い部分のところの、
屋根の構造、垂木を受けている、
母屋材の下端ぎりぎりのラインを通り、
奥の壁面まで続くという、
天井面のラインとなるのである。
+one room project
建具を新しくする。
建具を新しくする。
元々は既製品の建具であったが、
建具屋さんによって、
一からつくり替える、のである。
元の建具と、
デザインは変わらず、
素材のテイストも変わらず、、、
なのである。
無事納まった、
見事に、他の建具と、
同調したのである。
houseリニューアルproject
座が大きいレバーハンドル
建具、ドアの、 ドアノブを、 新しいレバーハンドルに、 交換する、、、 既存のドアノブの跡が、 どうしても残ってしまう、、、 径62mmほどなのである。 ということで、その部分を、 カバーすることができる、 大きな座のレバーハンドルが、 求められたのである。 建具屋さんに捜していただいた。 長沢製作所のTOMUFUシリーズ、 長座の巾が62mmある、、、 丸座で、径72mmのものもある。 無事納まったのである。 houseリニューアルproject
ひと部屋つくる。
改造工事着手する。
屋根下の車庫スペース、
約3x4m、約6帖大のスペースを、
部屋にする、、、
いわば、
ひと部屋つくるのである。
既存の建物の、
廻りのテイスト、外観の質感に、
馴染ませるべく、つくるのである。
限られたスペース、空間の中、
構築する。
巾は外廻りの動線の必要スペースも考え、
柱の位置までとする。
高さは、床面はできるだけ低く押さえ、
上は、天井をめくることで、増長できる。
事前に2階から天井上が覗け、
確認しているのだが、
まずは、高さの位置出しの確定の為、
天井を捲ることから、始めるである。
+one room project
アプローチに穴
レンガ張りの、
アプローチに、
なにやら穴が、、、
雨が降ると、結構、水が溜まるということで、
策を練るが、、、
やはり、廻りの高さに比べ、
高さが低くなっている、
なおかつ、水が下に浸透しない、
水を流す溝もない、、、
水が地中に浸透する土間床の仕上げに、
やり変えるのが、
よいと思われるが、、。
まずは、丸穴を開け、
地中に浸透するか、様子を見るのである。
houseリニューアルproject
立ち上がり養生中
現場では、基礎、立ち上がりの、
コンクリートが打ち込まれた。
そして、じっくりと養生中、なのである。
天端は、シート等でカバーされているのである。
打ちあがりが楽しみなのである。
登り軒天の家
ウェザーカバー内に納める。
キッチンを新しくする。
レンジフードも新しくなるのだが、
その位置がほぼ同じとなる。
従来のプロペラファンから、
シロッコファンに取って変わるのである。
外壁の貫通穴は250角から、径150に変わる、
ウェザーカバーはそのまま。
中の250角の穴を化粧板で塞ぎ、
なおかつ、径150の穴、
径150ベントキャップを、
納めたのである。
houseリニューアルproject
つながる床
杉の無垢板の床、
各スペースをつないでいく。
空間も伸びやかに見える。
このつながり感が、
実に、気持ちいいのである。
houseリニューアルproject
見飽きない壁
夜のモデルハウス。
灯りのあたり具合によって、
テイスト感が浮き立ち、フェードアウト、、、
いわば、グラデーションする。
漆喰の塗り壁、、、
実に見飽きない、壁なのである。
立ち上がり型枠
がっちりと組まれてきた、
立ち上がりの型枠、、、
アンカーボルトも、しっかりと、
セットされるのである。
全てがきっちりとされていて、
すばらしい基礎ができそう。
出来上がりが、
実に楽しみなのである。
登り軒天の家
ボイド管のデモンストレーション
ガス機器関係等を担当される、
株式会社福知山都市ガスさんとの、
打ち合わせ。
持って来られたのが、これ。
直径100mmのボイド管内に、
温水配管 x 3本、
浴室暖房乾燥機用配管 x 1本、
ガスコンロ、ガス栓行きのガス管 x1本
が入る予定、
その、デモンストレーションなのである。
直径100mmに、結構入るのである。
ということで、基礎の立ち上がりの適所に、
立ち上がりコンクリート打設前に、
株式会社福知山都市ガスさんによって、
直径100mmのボイド管が1管、設置されるのである。
登り軒天の家
ベースコンクリート打設
鉄筋が徐々に、
コンクリートに呑み込まれていく、、、
ということで、いよいよ、
ベースコンクリート打設なのである。
鉄筋に取り付けられたガイドを目印に、
高さを保たれながら、打たれていく。
無駄のない、打ちまわし、、、
ゆっくりと、打たれていく、のである。
登り軒天の家
鉄筋の在り様
ベースコンクリート打設前の、
鉄筋の在り様。
ついつい、
見惚れる、、、
美しい、のである。
登り軒天の家
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