舟越工務店ブログ

舟越工務店の展示会など、イベント情報をお伝え致します。

2017年06月30日 【

心遣い

掃除していたり、していると、

普段気がつかない部分に、

ふと気がつく。

手摺の横材、

角が立たぬよう、

面が取ってある。

面の大きざも、

絶妙な大きさなのである。

大工さんの心遣い、、、

実に、ぐっとくるのである。

 

空が見える家

 

2017年06月29日 【

ひとつのサッシにする。

現場は大工さん、そして電気屋さんにより、

進みつつある、、、

床面、壁面の改修と共に、

そして、窓廻り、

4枚建ての掃き出し引き違い窓+引き違い窓の欄間窓を、

ひとつのサッシにする、、、

掃き出し引き違い窓に変わったのである。

実に、すっきりしたのである。

 

巾は両サイドに10cmほどの壁が残り、

高さは、元々の欄間窓の上枠の高さに、

ほぼ近いかたち、、、

規格サイズそのままで、いい具合に納まるのである。

部屋の中心に合わせて、納まっている。

サッシ本体の形状は、通常のものとは違い、

内外ともフラットで納められる、

ノンレールサッシとし、

内外の床面のバリアフリーを実現させる、、、

内部の床面と、新たに軒下に構築されるデッキと、

フラットでつながる納めとなり、

より、内外が一体につながるのである。

 

古梁が浮き立つ家 改造2017

 

2017年06月28日 【

映り込む、板張りの天井

忘れてしまったが、

かなり、昔のこと、

外から見た家で、

窓越しに、映り込む、

夕暮れ時、

天井の板の、

感じがよくて、

どう、表現すればよいのか、

わからない、、、

脳裏に焼き付くというか、、、

なんとも言えない、

ぐっと来たのを想い出す。

知らず、知らずの、

それのオマージュ、、、なのである。

モデルハウス、

夕暮れ時の、道路からの、

見上げ、なのである。

2017年06月27日 【

達人の技

現場初日、

到着の即座に、

注文を頂いた、、、

巾2cmの鉄の板があれば、

欲しいとのこと。

長さは、、、と、続くのであるが、

なにやら、それでつくられるらしい。。。

お持ちの火ばさみが、短い、、、

長さのあるものを、つくられるとのこと。

ということで、いわば端材なのだが、

捜してみると、

ピタリと2cm巾のアルミのレールがあった。

そして、よく使う、

棚受けの柱、

ステンレス引掛け柱なるものの、

切れ端が多数ある、、、

どうしても、切れ端ができるのである。

これも、使えるかなということで、

仮に持っていく、、、

アルミのレールだけでは、

ペラペラして、保持能力に欠けると思ったのである。

適度の硬度、重みも必要とのご指摘から、、、

なのである。

ということで、2品をお持ちした。

と、、、数日後、

見事に、かたちを変えていたのである。

たまたまの端材が、まさにこの為に、

準備されたか、なるべくしてなったかのよう。

一見して、それがただものではないのはわかっのだが、

現場の確認作業等あり、その場は、

すぐ立ち去ったのである。

 

そして、その後、

後日、じっくりと見せていただいたのは、

言うまでもない、、、のである。

まさに、細部にわたる技巧、

特に、先端部の細工が、

すばらしいのである。

根本のRの部分は、

当たりがやさしいよう、

導火線が巻かれてある、、、

いやはや、すばらしいものを見せていただいた、、、

まさに、達人の技なのである。

 

2017年06月26日 【

Book Stand

木で造った本棚を見ていて、

ふと思いついた。

 

スチール製のLに折られたかたちのもの、

また、木でL型につくられたものが、

ある訳だが、、、

分解して考える、。

すでに在るかもだが、、、

 

縦の部分は木の板として、

細溝を切っておき、

Lのスチールの縦の部分を差込む。

 

板が仕切り板のような役割を持つ、

本へのあたりもやさしい、、、

下の出っ張る部分は、スチールで、

スレンダーに、、、

本の大きさによって板の大きさも変える、、、

などなど、妄想は膨らむ、、、

 

スチール+木の、

Book Stand、なのである。

2017年06月25日 【

アコースティックな風合い

先日、久しぶりに訪れた、

雲のようにたたずむ家、、、

閑雲居。

早、竣工してから、

5年半が経過したのである。

年月を感じさせない、、、

実に、綺麗に使われているのである。

外壁の板張りのエボニー色も、

いい褪せ具合、

少しアコースティックな風合い、

いい感じであった、のである。

2017年06月24日 【

伝承の技

裏鬼の補修、

納め、

古来から、近来、現在、

継がれる技、、、

伝承の技、なのである。

2017年06月23日 【

大はらっぱ+しゃぼん玉

ある日、

大はらっぱ+シャボン玉、、、

なのである。

2017年06月22日 【

小屋の小窓

小屋内部からの、

小窓を通して、

外を伺い見る、

横長のフォルム、、、

空間の大きさと、

窓の大きさの絶妙なるバランス。

風景の一端を、切り取った、

絵の様にも見える。

三方は壁、

一方に風穴のように、

窓をとる、、、

篭り感抜群の、

小窓とあいなる、のである。

 

モデルハウス併設の小屋

 

 

 

2017年06月21日 【

アルミと木のハイブリッド

雨風が当たる、柱はアルミ、

屋根材にカバーされる、

桁、垂木は木。

それぞれを、

アルミのL金物+ステンレスのビスで、

一体にする。

アルミと木のハイブリッドのつくり、、、

理にかなう、のである。

 

2017年06月20日 【

天窓からの光のグラデーション

天井面、壁面に、

北側屋根面に配された、

天窓からの光が、

降りてくる。

 

天窓から、

距離をとるほどに、

徐々に、

薄暗く変化する、、、

光のグラデーションの様相。

板張りでも、

結構、効果が出るのである。

 

太陽と風を感じる展示場

 

 

2017年06月19日 【

材料を揃える

なにやら、長い箱に入ったもの、

ダンボールでラッピングされたもの、

製材された木材、建材等々、

いろいろな材料、などなど、、、

作業場の一角に置かれている。

現場に入る前の、

ものづくりの準備。

まずは、当然であるが、

材料を揃える、、、

ものによって、

発注先は、

さまざまなのである。

そして、時間差で、やってくる、、、

揃っていなければ、ことは進まない。

 

材料を揃える、、、

実に大事な仕事なのである。

 

2017年06月18日 【

Koya Box…3x3x2

だいぶ前に描いたスケッチ、、、

Koya Box…3x3x2

いわゆる、物置小屋、、、

サッシは既存のものを利用する計画。

3m×3mをひとつの単位Boxとして、

それが、2つ並んだ構成、、、

屋根は片流れが乗っかる。

少し多いめに出し、

薪置き、等々に使うのである。

2017年06月17日 【

小屋と瑞風

すぐ横を、風のように、

通り過ぎて行ったのである、、、

撮らえた、小屋と瑞風なのである。

2017年06月16日 【

レイヤーが、重なる

シマトネリコと、

モデルハウスと、

併設の小屋と、、、

なのである。。。

木、建物、小屋、、、

いわば、レイヤーが、重なる、

奥行き感が、、、

出てくるのである。

 

2017年06月15日 【

船に見える

剪定を終えたモデルハウス。

普段見ないアングルからの、

夕景、、、。

なんとなく、

船に見えるのである。

2017年06月14日 【

ソリッドな物置小屋


線路側から見れば、
単なるソリッドな物置小屋に、
見える、、、のである。
モデルハウスに併設の小屋
MOKUKOYA PROJECT

2017年06月13日 【

小屋の、内部の様子2


一本脚のはしご階段、、、
ロフトへ昇降できる。
ミニマムにつくる。
段板には、滑り防止に、
ラバーが張られているのである。
造り付けの片引きの木製建具は、
出入り口を兼ねた、
採光窓となるのである。
小屋の、内部の様子、なのである。

モデルハウスに併設の小屋
MOKUKOYA PROJECT…

2017年06月12日 【

剪定完了


日差しの暑さと共に、
樹木の成長も著しい、この頃。
モデルハウスの植栽も、
かなり、うっそうとして来た。
だだでさえ、直線道路の脇、
緑が前面にありすぎて、
内部の様子も、道路側から、
見えにくくなってきた、、、
ということで、
もちろん、造園屋さんにお願いする、
手もあるのだが、、、
最初は、伸びているところだけ、
部分的にするつもりが、、、
やはり、すぐさま伸びてくる、、、
ということで、思い切って、
全面的に、剪定したのである。
朝から始めて、少しの休憩を入れながら、
ほぼ、ノンストップで刈り込む、、、
切った木を、掻き集め、
樹木をトラックに積み込む、、、
夕方に剪定完了、とあいなったのである。
実に、すっきりしたのである。
夕暮れ時になると、
内外共に、ライトアップされ、
より際立つ、、、
存在感が現れる、のである。
いやはや、これで、当分、
大丈夫そうなのである。

2017年06月11日 【

仮想のスケッチ33


仮想のスケッチ33

湖畔の家…

2017年06月10日 【

昭和のエレジー


満を持して、着手する。
長年による、構想、、、
全体のバランスを考えながら、
部分的に、推し進める、
改造、改修なのである。

昭和の時代、エレジーを醸し出す、、、
そう感じるのは、
床材、壁材、サッシ、設備等々、、、
丁寧につくられたインテリア、
当時、その時代における、
いわば、最先端の材料や設備で、
構成されているのである。
言うならば、新しい建材、
工業製品としての建材、、、
新建材として、発明、開発され、
大量に生産され、使われた、
高度成長期の時代、、、
コクのあるデザインのものも、ある、
たとえば、木目調のエアコン、
照明のデザイン、、、
なんともいえない、
いい感じなのであるが、
時の流れには勝てない部分がある。
主に耐久性、そして、性能面なのである。

最近多いのは、床材。
合板に、木柄の化粧板が張られているタイプの床材が、
長年の湿気を含んで、ブカブカするということ。
あと、サッシの気密性の問題。
これらを解消するべく、今回も手を入れる。

と同時に、壁も新しくし、
エアコンや、コンセントも、改新する。
サッシは、4枚の引き違い戸+欄間の引き違い戸を、
統合し、大きな引き違い戸に改新する。
シンプルに見せる、開口部となる。
外には、木デッキを設け、内外をつなぐ。
このアングルが、どう変わるか、
出来上がりが、楽しみなのである。

2017年06月09日 【

情報収集


招待状が来ていたので、
最新の情報収集を兼ねて、
訪れた、大阪南港の、
インテックス大阪で開催されている、
関西エクステリアフェア
EXTERIOR FAIR in Kansai 2017、
なのである。
いろいろなメーカーが、
競うように、展示されており、
最新のアイテム、素材など、
なかなか、勉強になったのである。

家はもちろんなのだが、
やはり、外部の空間の充実が、
いい家づくりに欠かせないと思うのである。
敷地全体を考え尽くす、
家と、庭、外部空間とのバランス、
兼ね合い、内外のつながりと、
同時に発生するプライバシーの問題、、、
開く、閉じるのバランス。
また、近隣、隣接に対して、
大きな意味で、まわりの環境との、
兼ね合いをどうするか、、、
など、考えるべきことが、たくさんある。
敷地のいわば、外部空間は、
廻りの環境との、接点となるのである。
ここをどう考え、
プランニングするかが、
より良い家づくりへの、
大切なポイントであると思うのである。

2017年06月08日 【

映り込む、風景


移りゆく、季節。
少し前の、情景。
ふとした、日常の風景が、
ひとたび、目を見張る風景と、
一変する、、、瞬間。
水盤と化した、田んぼ、
映り込む、風景。
この、情景にはまり気味なのである。

2017年06月07日 【

大はらっぱ


広大なる、風景。
福知山、三段池公園にある、
通称、大はらっぱ。
どこまでも、続く、
芝のじゅーたん。
休日の、憩いの場。
実に、気持ちのいいのである。

2017年06月06日 【

Steelの階段


階段は全て木でつくる場合が多いのだが、
Steelのささら桁の階段と、
steelの手摺を検討する。
踏み板は木にする。
まずは、スケッチを描いて、、、
サイズ感共々、
具体的に考えるのである。

2017年06月05日 【

小石の洗い出し


当社モデルハウスの、
玄関先の、ポーチ、
日の当り様で、変化する。
シマトネリコの木の陰、
いわゆる、木陰の様相なのである。
仕上げは、左官屋さんによる、
小石の洗い出し、、、
石は大磯3分なのである。

2017年06月04日 【

裏面を見る


古い折りたたみ式ちゃぶ台、
愛らしいフォルムの裏側、
折りたたまれた状態の、
天板の裏、
いわば、裏面を見るのである。
そういえば、
丹精なテーブルなどを見ると、
ついつい、なにげにかがんで、
裏面のつくりを見るが、
常となっている、のである。

全てが計算された寸法、
納まるようつくられている。
まさに、精巧につくられた、
丹精なつくり、、、
程よい意匠も、なかなかなのである。
いやはや、すばらしいのである。

2017年06月03日 【

古い折たたみ式ちゃぶ台


床等のメンテナンスのお話で、
お伺いし、打合せ、実測等完了した後、、、
これからが、本題とのこと、
おもむろに、通された部屋に、
置かれてあった、
古いちゃぶ台なのである。
たたんだ状態で、
壁に立掛けられてあった。

天板を上面にするべく、
持ち上げ、回転し、
水平にされると、
框内に納まっていた、
脚が、重力で下りてきたのである。

そして、よく見ると、
その脚が、同時に下りてくる、
板状のものにより、
固定されるつくりとなっているのである。

よく見ると、金物的なものが見当たらない、、、
そして、実に造形的、、、
丹念なる加工が、施されている。

もちろん、全て、手仕事、
手作業でつくられたのであろう。
そして、実に、軽い。
材も、最小限のサイズでつくられている。
常に、たたんでしまう、
という事を想定したつくりなのであろう。
いろいろと、想像するのだが、
お聞きすると、
小さなときから、家にあり、
日常的に使っておられたものなのである。
そして、綺麗にするべく、手を掛けて、
いわば、再生したいということであった、のである。

なかなか、丹精であり、愛らしいフォルムと、
素晴らしい機構を持ち合わせた、
折りたたみ式のちゃぶ台。
やはり、昔の人の、
ものづくりの知恵は、すごいのである。
いやはや、今後の参考に、
まじまじと、、、
見せていただいたのは、
言うまでもないのである。

いいものを見せていただき、
ありがとうございました。

2017年06月02日 【

小屋の、内部の様子


昨日、夕方から、
夜半にかけての、
猛烈なる風雨にも、
無事、持ち堪えた、、、
モデルハウスの傍らに併設、
小屋の、内部の様子、
なのである。

2017年06月01日 【

プランの、ミソ。


打ち合わせ中に描いた、
ラフな室内パース。
持ち帰って、
着色、画像処理等々、若干の脚色を施す。
リフォームの構想、
残すところは残し、
変化を加えたいところは、
新しくする。
外に面する開口部を、
より、オープンになるように改造、
外部に、もともとある、
一段降りての、軒下の
コンクリートのポーチに、
室内の床面に合わすべく、
デッキを設け、
内外の親密性を高める。
半屋外的な空間の感覚が、
室内に増長するのである。
この開口部の在り様と、
室内空間の在り様。
室内空間からの、
外部空間への見え様、、、
このあたりがこのプランの、ミソ。
ということでの、
スタディーなのである。