舟越工務店ブログ

2017年12月19日 【

塗りが始まった

外壁の左官工事。
塗りがはじまった。
まずは、ベースモルタルが塗られていく、
そして、すぐさま、
クラック防止のため、
ネットが、張られ、
伏せ込まれ、、、
塗られていく、のである。

登り軒天の家

2017年12月18日 【

2階の天井が張れてきた

勾配天井の杉板張りが、際立つ。
2階天井が張れてきた、のである。
杉板は実(さね)で一枚一枚つながるかたちなので、
木の収縮等で、実と実の間から、
すきま風が入ってこないよう、
野縁の下面に気密シートを張り巡らし、
その下に下地の木を打ち、
杉板を張るかたちとなる。

壁は白で、天井は木の、
空間となる。
そして、見える化粧の梁の上までは、
杉の天井となる、への字の天井となる。
そして、その先は、
別の空間、、、
同面での、
白い勾配天井となるのである。

登り軒天の家

2017年12月17日 【

外壁コーナーの見切り

外壁をシンプルに納めたい。
左官壁と折り返しになる、
波板の外壁の取り合い、、、
いわゆる、外壁のコーナー部の納まり。
波板材と同材で、見切りをつくり、
いわば、見切りを左官壁の厚み分出して、
そこに左官壁が寄り付く、
いわば、板金勝ちの納まりとするのである。
その方が、丈夫であるとの旨なのである。
左官壁の方が建物でいう道路から見ての正面、
ファサードとなるのだが、
こちらの方から見て、その見切りが目立たぬよう、
面をつくらず、折り返してもらう形状としたのである。
見た感じ、5mm程度の見え様となるのである。

登り軒天の家

2017年12月16日 【

塗りまでのこと

ラス網もほぼ張り巡らされてきた。
実に、きれいに張られているのである。
下屋根や窓の養生もしっかりとされていく。
塗りの厚みを想定しての、
マスキングテープが張られる、、、
塗りまでのこと、、、
慎重に事が進められていくのである。

登り軒天の家

2017年12月15日 【

ラス網張り

左官壁の外壁、
黒い防水紙、フェルトの上に、
ラス網が、綿密に張られていく、、、
コーナー部、窓隅部、、、
いわばウィークポイントには、
なお、補強張りがなされる。
張り手は、左官職人の方、
塗り上がりの状況もイメージされ、
いわば下地の段階だが、、、
張り進められているのであろう。

左官工事は、
小畑建築設計工房の、
小畑さんにお願いする、、、
当社の、モデルハウスの漆喰の内壁なども、
塗っていただいた、のである。
その、小畑さんの、
左官のことをいろいろと教わる、
師匠的な存在であるとのこと、、、
綾部の井上良夫さんが、
張られていたのである、、、
噂は聞いていたが、
初めての遭遇なのである。
知る人ぞ知る、、、
名工の左官職人さんなのである。
いやはや、楽しみなのである。

登り軒天の家

2017年12月14日 【

フェルトが張られた

木の外壁の様相から、
まさに一変、
黒の外壁の家の様相となった。
左官屋さんによって、
木摺りの板の上に、
左官壁の下地の防水紙、
フェルトが張られたのである。
いよいよ、外壁の左官工事が、
始まったのである。
実に、出来栄えが楽しみなのである。

登り軒天の家

2017年12月13日 【

まろやかな断熱材

天井面の断熱工事、
完了したのである。
断熱材は、
当社がよく利用させていただいている、
パーフェクトバリアという、
ペットボトルをリサイクルして製造されている、
ポリエステル100%の、断熱材である。
13kというランク、、、
高性能グラスウール16kと同程度の断熱性能のもので、
厚み100のロール状のものなのである。
天井野縁の吊り木の部分接点は、
よれないようカットして納める、
ジョイント部は、隙間なく、
断面と断面を重ねるように納めるなど、
適正なる施工が大事なのである。

ポリエステル100%、服と同じ、、、
環境にもやさしい、
あたりもやわらかい、
まろやかな断熱材、
天井面一面が、
真綿のように、、、
まろやかになったのである。

登り軒天の家

2017年12月12日 【

Fix越しの見え様

玄関戸上は、玄関間口いっぱいの、
トーメーガラス、Fix、
いわゆる、嵌め込みのガラス窓となる、、、
玄関の外、ポーチ上の軒天は、
外に向かって登り天井となり、
内部の玄関の天井は、Fixガラスから、
逆勾配で奥に向かって登るかたちとなる。
いわば、Fixガラスを基点に、
バタフライのように、両側が登る天井となるのである。
玄関ホール、室内からFix越しの見え様を見る。
外壁の塗り壁との取り合う、ということで、
先行して仕上がった、
登り軒天の杉板が見える。
その下、遠い緑が見えたのである。
室内の天井ができると、
どう映るか、、、
光の入り様とともに、
実に楽しみなのである。

登り軒天の家

2017年12月11日 【

採光の確認

吹抜上に設けた、
Fix窓、、、
太陽高度が低い今の時期、
冬の季節に取り込みたい。
お昼前、
室内に、光をもたらしている、、、
しっかりと差し込んでいたのである。
思わず、現場で、
採光の確認を、さしていただいたのである。

登り軒天の家

2017年12月10日 【

スレンダーな雪止め固定金具

大屋根の雪止めは、
立て平葺きの屋根面に、
シンプルに納まるかたち、
アングルを渡すやりかたにする。
受けが気になるということで、
できるだけスレンダーに、
ということで、板金屋さんにお願いし、
捜していただいた、
スレンダーな雪止め固定金具を、
付けていただいたのである。
スッキリと納まった、のである。

登り軒天の家

2017年12月09日 【

化粧張りの構造用合板

唐松の構造用合板F☆☆☆☆厚み9mm。
構造用と、ある様、
化粧で見せる想定ではない、
いわば下地として使う材、合板なのである。
これを、見えるかたちで使うのである。
いわば、化粧張りの構造用合板となる。
ということで、そのまま使わない、、、
ひと手間加える、
ベルトサンダーで、表面を削り、
整えるのである。
これを張ることで、ラフな木調で、
かつ、どこにでもビスが効く、
頑強な壁面ができるのである。
ウォークインクロゼットの壁面などに使う予定。

この作業、木を削った粉塵が舞う、
マスク必須の作業、、、なのである。
大工の大槻さん、ご苦労さんです。

登り軒天の家

2017年12月08日 【

グラスウール断熱工事

グラスウールによる、外壁面の、断熱工事。
高性能グラスウール16k厚み90mmを設置する。
大工さんの尽力により、
完了したのである。
要旨は、やはり端部の処理。
室内の防湿気密層となる、、、
グラスウールに付属の、
室内側面の防湿フィルムの処理なのである。
縦の端部、いわゆる耳の部分は、
石膏ボード等面材で押えられるところは、
裏地に30mm以上重ね、押える。
それ以外の部分は気密テープで押える。
小口や、カットした部分も、
気密テープで押えるなどの処置が必要なのである。
コンセントやパイプファンの部分の処理や、
押えられて断熱材が圧縮され薄くならないよう、
かつ、設置する部分の端から端まで本来の厚みで、
充填されているかたちにする、
など、適正に施工することが、大事なのである。

登り軒天の家

2017年12月07日 【

温水床暖房工事

住まい手さんのご希望で、
暖房は、電気とガスの、
いわゆる、ハイブリッドの給湯・暖房システムによる、
温水式の床暖房とするのである。
福知山都市ガスさんによって、
床暖房のパネルが、
適正な位置に設置されたのである。
床暖房パネルは、長く居る場所、
リビングダイニング、キッチンに布設される。
温水温度40℃で暖める、
高効率のマットを使用する、、、
この上に張り巡らされる、木の板、、、
いわば、無垢材の木の板への、
影響を考えての、選択なのである。
パネルの厚みは12mmある、、、
ということで、その廻り、他の部分は、
12mm合板で嵩上げし、同じ高さにし、
その上に床板を張り巡らす、のである。
パネルの上は、緑の部分のみが、
釘が打てる部分なのである。
ボンドを併用して、張り巡らすのである。

登り軒天の家

2017年12月06日 【

板張りの家の様相

外壁、軒天とも、
木摺り打ちが完了した。
一旦、板張りの家の様相となった。
板張りの家ならこんな感じと、
ついつい、妄想するのである。

登り軒天の家

2017年12月05日 【

厳守なされている

木摺り打ちの様子。
隙間15mm、、、
厳守なされているのである。

登り軒天の家

2017年12月04日 【

下地の位置取り

南側の壁面、
木摺りの板が打たれ、
板張りの家の様相となってきた。

壁から軒天につながる交点が
窓の上端にピタリと納まる、、、
仕上がり面でのことなので、
その寸法から、逆算しての、
下地をするのである。

軒天でいえば、
まず、野縁という、
小径の角材が組まれ、
木摺りの板が張られる。
そして、フェルト、メッシュ、
何工程かに及ぶ塗り、
となり、納まってくるのである、、、
ということを考慮しての、
下地の位置取りとなっているのである。

登り軒天の家

2017年12月03日 【

木摺り板張り

外壁廻り、
仕上げは3種類を使い分ける。
左官壁、板張り壁、板金壁、である。
左官壁は、雨風の影響が少ない方、
板張りはより、雨風の影響がより少ないところ、
板金壁は、逆に雨風の影響が多いところとなる。

左官壁で仕上げる方は、
屋根の出によってガードされるのである。
垂直な壁面から、つながる軒天は、
外に向かって登りになる、、、
登り軒天の家の名称の由縁なのである。
ということで、壁面と軒天は、
自然とつながる面として、
仕上げを分けず、
壁と同じものが、
軒天まで塗り上がってくる、、、
屋根の鼻先まで、、、
というかたちとなるのである。

左官壁の外壁の下地といえば、
先ずは、木摺りなのである。
通気層を確保する為に設置された、縦胴縁の上に、
横向きに隙間を開けて打たれる、
木の板のことなのである。
左官屋さんの指定で、
隙間は15mmとする、
ジョイントは、ランダムにして、張り巡らす。
木の経年の収縮や動きの変化により、
仕上げ面に与える力を分散させる、という旨なのである。
仕上がれば、見えなくなる部分が、
やはり、重要なのである。
大工の鳥井さん、ご苦労さんです。

登り軒天の家

 

2017年12月02日 【

ブルーのメッシュシートの影響

屋根が完成した。
実にシンプル、きれいに葺けたのである。
色の見え様、、、
廻りのブルーのメッシュシートに、
結構影響されるのである。
太陽の光の加減もあるのだが、
全体的に少しブルーがかって、
見えるのである。
右側が、南側、
左側が、少し影になっている、北側。
絶妙な色ほど、いろいろと変化するのである。

登り軒天の家

2017年12月01日 【

棟部の納め

大屋根のてっぺん、
頂部の納め、
いわゆる、棟部の納めなのである。
土台水切り際から外壁の通気層を通気した空気が、
天井断熱材上と屋根面の下地合板野地板との間に流入し、
その間の空気といっしょに、
この棟部に確保したスリットから外に出るという、空気の流れ。
棟部が通気層の空気の出口となるのである。
野地板のてっぺんは隙間を開け、
虫の侵入を防ぐ為、
ステンレスの網を張り、
屋根板金の立ち上がり部分も、
棟がのっかる下地の板との間に、
空気が出るスペースを設け、
下地の板、そして、
棟が納まるのである。

登り軒天の家

2017年11月30日 【

屋根が葺けてきた

大屋根をカバーする、
板金、ガルバリウム鋼板の、
立て平葺き、、、
色合いも、なかなかいい感じなのである。
色名は、シルバーブラウンという、
薄くブラウンかかったシルバーのような、
まさに絶妙な、色なのである。
苦心して選んでいただいた、
甲斐があったのである。
葺き手は、、、
板金工事のプロフェッショナル、
池田板金工業さん、なのである。
ご苦労さんです。

登り軒天の家

2017年11月29日 【

シージング石膏ボード張り

外壁の仕上げまでの工事が続く、、、
仕上げは、ガルバリウム鋼板の波板の部分なのである。
縦胴縁の上に一面、張り巡らされたのは、
シージング石膏ボード厚み12.5mmなのである。
水に強いよう特殊加工された、
石膏ボードなのである。
都市計画区域内で、
延焼線という、
1階は隣地境界線から3m、
2階は5mのラインから、外側は、
延焼線内となり、その中で、
亜鉛鉄板等の波板等を外壁仕上げとする場合の、
防火の関係での、
いわば、必要となる措置なのである。
ということで、一瞬、壁一面が
薄緑がかったベージュ色となる、、、
そして、すぐさま、
ブルーシートで、カバーされるのである。

登り軒天の家

2017年11月28日 【

京都府産材の幕

冬の空になってきた。

現場では、、、
NEW DESIGNの、
舟越工務店 現場シートの横に、
京都府内産材を使用させていただいている、
ということで、その旨の、
幕を掲げさせて、
いただいているのである。

登り軒天の家

2017年11月27日 【

通気胴縁

外壁は、
仕上がれば見えなくなる、
仕上げまでの工程が、
多々あるのである。
エアーシート張りのつぎは、
縦胴縁を打つ、
通気層を確保する為の、一工程なのである。
厚み20mmの胴縁といわれる、
木を45cm間隔で打つのである。
この厚み20mmが、いわゆる、
通気層となるのである。
窓がある部分は、
胴縁と胴縁間の空気の上昇気流が、
窓によって止めてしまわぬよう、
直前にすきま開け、
左右に空気が流れるようにする、
空気の流れが途切れないようにする、など、、、
空気の流れを考えて施工するのである。

登り軒天の家

2017年11月26日 【

コイズミ照明ショールーム

器具をお借りしての、
当社モデルハウスでのデモンストレーションでは飽き足らず、
大阪梅田、グランフロント大阪にある、
コイズミ照明さんの、ショールーム、
LED照明提案型施設「コイズミライティング・オペレーションスタジオ」
を訪れたのである。
意中の器具を確認しながら、、、
いろいろな器具を見せていただいたのである。
いろいろな種類のダウンライトが埋め込まれているコーナー、
arkiaのダウンライトを、灯していただいた。
まろやかである、、、
ということで、ほぼ決定なのである。

登り軒天の家

 

 

2017年11月25日 【

への字のラインとなる

ピンクの養生テープで示した、
天井のライン、、、
への字となる、のである。

登り軒天の家

2017年11月24日 【

まろやかなダウンライト

LEDのダウンライト。
進化している、、、
LEDで気になるのは、
光の感じがきつく感じること。
そのきつさを低減することが、
いろいろと、開発され、改善されてきているのである。

ダウンライトは、あまり器具が目立ちにくい、
小さなサイズのものを選ぶのだが、
この器具は、穴がすりばち状になっていて、
奥のほうにランプがあるので、
器具自身の発光感が少ない。
天井になじむ、まろやかなフォルムの
ダウンライトなのである。
サイズも比較的小さく、径は83mm。
これも、コイズミ照明の、
arkiaシリーズ、なのである。
当社の新定番の器具となりそうなのである。

 

2017年11月23日 【

照明のデモンストレーション2

モデルハウスにて、
間口4mの空間、
勾配天井、、、
よく似ている状況ということで、
セッティングしての、
光の感じを見る、
照明のデモンストレーションなのである。
両サイドの壁面、天井近くからの、
スポットライト、、、
実際の器具をセットして、
光の様子を確認するのである。

登り軒天の家

2017年11月22日 【

波板のサンプル

ずらりと並べた、
外壁の波板の大判のサンプル。
実に絶妙な色の違い、、、
いろいろ、あるのである。
このなかで、
ピンーと来るものを見つけるのである。

登り軒天の家

2017年11月21日 【

天井のラインのデモンストレーション

サッシも入り、一旦落ち着いた、
内部の様子。
ピンクの養生テープで、
2階の天井のラインを、デモンストレーションする。
壁と天井との接点の位置なのである。
住まい手さんにも見ていただき、
説明させていただいたのである。

勾配天井の空間は、特に、
どのような感じになるのか、
想像しにくい。
図面上の説明でも、
なかなか、わかりにくいものなのである。
実際の空間、現場において、
デモンストレーションすることで、
始めて、視覚的、体感的に、、、
確証できると思う、のである。

登り軒天の家

2017年11月20日 【

エアーシート張り

サッシも入り、外壁面には、
きれいに、ビシッと、エアーシートが張り巡らされた。
透湿、防水、防風シート、なのである。
一旦、白い家の、
様相となるのである。

登り軒天の家

2017年11月19日 【

スレンダーな庇の納め 2

デッキ上の庇(ひさし)。
できれば、柱は立てたくない、
方杖も、したくない、
なおかつ、スレンダーに納めたい、、、
ということでの、納め。
構造用F☆☆☆☆合板厚み28mmを、
屋根面を構成する野地合板と、
軒天との間のふところの断面の大きさ、
いわゆる、三角形に近いかたちをつくり、
立て使いとして、設置することで、
もたす方法としたのである。
このすぐ下は、登り勾配の、
杉板張りの軒天となる。
それらも、突っ張り、
もたす、かたちなのである。

登り軒天の家