舟越工務店ブログ

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2017年10月13日 【

天井面のライン

天井が取り払われ、
露になった小屋裏。
元々はフラットな天井で、
天井高さは225cm。
床面が、低く抑えたいが15cmは上がってくる、
その分+αで天井面を高く上げたい。
手前の部分は低く、奥はかなりの高さがある。
ということで、
手前は低く、奥はバランスを見て、
程よい高さまで上げることとする。
天井面は段にせず、
斜めの高低のあるひとつの面である、
いわゆる、勾配天井とするのである。
一番低いところ、いわば一番手前には、
木の火打ち梁があり、
鋼製のものに交換、高めに設置することで、
低い部分の高さをクリアーし、そこから、
低い部分のところの、
屋根の構造、垂木を受けている、
母屋材の下端ぎりぎりのラインを通り、
奥の壁面まで続くという、
天井面のラインとなるのである。

+one room project