舟越工務店ブログ

2017年10月23日 【

配線ダクト、そのパーツのみで構成する

照明の位置をスライドできる、配線ダクト。
やはり、照明器具自身を可変できるのが、魅力なのである。
器具も変えたり、数を増やしたりも、
気軽にできる、、、
照らしたい位置が変わる可能性がある場合は、
スポットライトを取り付ける場合が多い。

元々は、引掛けシーリングが、
長いレールの中から右に突き出た、
短いレールの右端部あたりに、取り付けてあったのである。
たぶん、そこには、全般的に照らす、
照明器具が取り付けられていたと思われる。

新しいキッチン、その作業台、及び、
ダイニングテーブル面を、
ピンポイントかつ、しっかり照らしたい、
ということで、
配線ダクト+スポットライトの取り合わせ、とするのである。

引掛けシーリングを取り外し、
配線ダクトの入線部であるパーツ、
フェードインキャップに線を接続、
照明本体を可変させる最適なラインまで、
配線ダクトで伸ばし、
そこで、ジョイナーTというパーツで、
両サイドの配線ダクトに振り分け、
接続させるというかたちとした。
天井は、クロス共々そのまま、ということなので、
配線を隠しつつ、
シンプルなる納めとするには、
配線ダクト、そのパーツのみで構成する、
かたちとしたのである。

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