舟越工務店ブログ

舟越工務店の展示会など、イベント情報をお伝え致します。

2020年12月03日 【

内部からのビュー

 

玄関から、
外部空間、
というか、
いわば、半屋外空間、
軒下空間からのビューから、、、
反転しての、
内部からのビュー、
コリドーの、一端のビューなのである。
その先には、夜なので、
暗がりの空間、、、
山に続く、のである。

元々からある、
構造部分、
柱、梁等とは、
手を加えず、
ありのままを見せる、
そして、付け加える部分は、
床は天井と、杉板を張り巡らす。
壁は、化粧用の材ではないが、、、
ラワンランバー、唐松の構造用合板を、
選別、、、整えながら、
用いているのである。
可動可能な家具的な設えは、
当社定番の、
杉の集成パネル、
Jパネルを用いてつくっている。

電球色の照明の色目も、
あいまって、
新旧が織り交ざりながら、、、
それぞれが入り交じりながら、、、
実に、深みがあり、暖かみのある、
おもしろみのある、、、
空間となったのである。

煙突のある家

2020年12月03日 【

コリドーが、、、現れる。

コリドーって、、。

廊下、回廊、、、
等、の意味。
その通り、なのであるが、
敷地、その場を貫く、
軸線のようなものを感じた、、、
人が回遊する、動く、
いわば、動線のようもの、
に、のみならず、、、
敷地を貫く、
ライン、そう、
軸になる線を感じたのである、、。
で、浮かんだ言葉は、
そう、コリドー、、、なのである。

このラインを、大事に、
大切にしながら、
展開される、
かたち、空間を、
つくっていくのが、
筋であると考えたのである。

このことを、
意識し、考えながら、
プランニングが、進められたのである。
いわば、主軸という感じ、
時間、空間、環境との関係性、
これまでの在り様、成り立ちを、
なぞらえながら、
なのである。

玄関戸を引く、
開くと、、、
折り重なる、建具、、、
数々のレイヤーを通しながら、
コリドーが現れるのである。

煙突のある家