舟越工務店ブログ

2017年11月02日 【

目前に現れたかたち

大屋根の垂木が設置された。
建前の日の夕方の様子。
ここまで来ると、
木構造を構成する、
軸、線のパーツが組まれた、
実物大の構造模型のよう、なのである。

だいたいの建物全体のボリューム、
プロポーションが見て取れる。
少し現場から、距離をおいて見ると、
廻りの建物などとの関係や、
敷地全体における建物のボリュームの有り様なども、
わかるようになる。
机上の、いわば仮想のデモンストレーションから、
まさに現実の、いわば実像が、
目前に現れたかたちを、目の当たりにする。

これから、壁面、窓、
仕上げのいろいろなテクスチャーが、
取り付いていく。
その有り様も、想像しながら見ると、
実に楽しいのである。

この後、雨に濡れないよう、
全体をブルーシートにて、養生し、
住まい手さんと共に、皆で、
掲げさせていただいた、お多福さんに向かって、
工事の安全と、
住まい手さんにとって良い家ができることを祈願して、
3本締めをさせていただき、、、
建前の1日を、終了したのである。

登り軒天の家