舟越工務店ブログ

2018年02月10日 【

厚み30mmの杉板の手摺

素材感があって、
なおかつ、頑丈で、
なおかつ、薄くつくりたい。
ということで、考えた、
厚み30の杉板でつくる、
2階階段廻りの、
手摺なのである。
よくあるのは、
間柱で組んで、
その上に、両面に、
杉板厚み15を張るかたちなのだが、
なかなかの厚みとなる。
階段廻りの壁面を、
杉板実付の厚み30mmを縦張りとし、
そのまま、手摺の笠木まで伸ばす、
というやり方なのである。
板自体は、しっかり下の壁部分で固定され、
なおかつ、上端の小口でも、
ビスでしっかりと、固定され、
なおかつ、手摺の笠木によって、
より一体となるという、つくりなのである。
できると木の厚みによる重厚感と、
杉の素材感があいまって、
いい感じとなるのである。
、、、と言うのは、
簡単だが、、、
大工の高見さん、
ご苦労さんです。

登り軒天の家