舟越工務店ブログ

2018年05月14日 【

階段廻りの手摺

吹抜廻りの手摺とは対象的なつくり、
階段廻りは杉の厚板30mmが、
立ち上がっている、かたちなのである。
木板のみで、壁面を構成している。
それが、下から立ち上がってきたイメージ。
高さは出来るだけ抑え、
2階ホールの空間に、
高さによる圧迫感を与えないようにする。
板の面にすることで、ホールが、
いわば、ブリッジのような、
寒々しい感じにならないようにする。
吹抜廻りの手摺のトーメーなつくりと、
バランスをとるのである。

登り軒天の家