舟越工務店ブログ

2017年04月10日 【

思い切って改新する


桜満開の小春日和となったが、
まだ、少し肌寒さが残る今日この頃、
現場は快調に進行中。
大工工事の方も佳境に入ってきたのである。
縁側の改修が進行中。
当初はサッシを新しく取り替えるのみ、
の予定であったのだが、
サッシを取外して様子を見させていただくと、
仕上げの床板の下、
下地の板や、大引等木部に、
かなりの傷みが見られたのである。
なんとか、サッシを取り付けるということも可能ではあったが、
将来のメンテナンスのことも考え、
この際、その傷みの部分も含め、新しくした方が良し、、、
ということで、その部分一切を取り払い、
思い切って改新する、こととしたのである。
元々の床板はアピトンという木に、
塗装が施されているようであった。
同様の材にやり変えることも考えたが、
やはり、他の改修部分と同様、
あたりが柔らかい、杉を張ることにしたのである。
大引き等下地材は、ヒノキ材とし、
構造用合板厚み28で、床面をつくり、
仕上げに杉板厚み15mmを張って仕上げるのである。
仕上げ高さは、縁側の短手方向はほぼ水平に、
長手方向は、既存の高さなりに納めるのである。

家リニューアルproject