舟越工務店ブログ

2017年08月06日 【

古いちゃぶ台が、再生された。

まさに、グットタイミング。
瓦屋根の補修工事の最終確認の最中、
先日といえども、日数は経っているが、
お見受けさせていただいた、
愛らしい、古い折りたたみちゃぶ台が、再生なされて、
まもなく、帰ってくるとのこと、なのである。
ということで、幸運にも、
立ち会えることとなったのである。

いやはや、すばらしい出来栄え。
浮き立つような木目、
元々の、、、本来の木の魅力を引き出す、
なんとも、深みがある、のである。
長年の相当なる、付着物を、
少しづつ浮かしながら、除去する、
時には、薄く削りながら、、、
なかなか、苦慮されたようである。
漆が塗られてある、、、6回塗りとのこと。
材種は欅(ケヤキ)に見えるが、栓(セン)なのである。
等々、説明を受ける、、、
手掛けられた、綾部モリイさん、
木に関する、造詣も実に深いのである。

本物の木の良さ、
本物の木の家具、、、
何年経っても、手を加えることで、
蘇る、そして、さらに新たな深み、磨きが加わる、、、
これからも、使い続けられる、、。
すばらしいものを見せていただいたのである。
ありがとうございました。