舟越工務店ブログ

2020年05月10日 【

どうするか、、、五右衛門風呂。

昔、懐かし、、、
五右衛門風呂、、、
といえども、
リアルな記憶としては、
幼き頃の、かすかな、
記憶という感じ、、、なのである。

現存する、、、
まさに、、、ハーフユニットの様相で、
残っている状態なのである。
つくられたのは、
昭和の時代であろう、
多々なる色、柄、形の、タイルによって、
つくりこまれてる様が見て取れる。
ある意味、タイル全盛の時代でもあったと思う。
大いに、左官屋さんの技、、、
センスを発揮しての意匠が見受けられる、、、
見れば見るほど、
その片鱗が感じられるのである。
たぶん、そのあたりは、
左官屋さんによる、
いわば、即興的な感覚によるつくりかた、
ある意味、施主様からは、
左官屋さんの感覚に任せるという、
「おまかせ」という感じあったと思われる。

ほんと、自由な発想、つくり様、
浴槽の立ち上がり部分なんかは、
よく見ると、絶妙にRが、、、
曲面が刻まれているのである。

半身浴、ならず、
いわば、露天風呂状態の様相。

焚口は、傷んでいるのだが、
かたちは保持している。
排水口からは、
草が生い茂っていたが、
取り払われた、、。
ここからのロケーションは、抜群。

煙突が一つ増えることとなるか、、。

さあどうするか、、。
そのあたりは、
施主様におまかせ、、、と相成るのである。

煙突のある家