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木が呼吸しているのは想像できるけど、土が呼吸しているのはわからないという方も多いでしょう。最近よく耳にする珪藻土や「しらす」を原料とする薩摩中霧島壁など調湿作用が高い土は、科学的に言うと多孔質な素材です。数十ナノメートルの小さな穴がたくさん開いていて、そこに水分が吸着されます。この小さな穴は、水分を吸放湿し、室内に柔らかな空気環境をつくります。
草 畳に使う、い草には目に見えない細かな穴が無数に開いています。そこに空気を含み、その空気が断熱材の働きをしてくれるので、畳は、冬暖かく、夏涼しく感じられるのです。
紙 和紙には保温効果があると言われています。繊維と繊維の隙間に空気をたくさん含み、その空気層が暖かさを保ってくれるのです。また、障子は光を拡散し、和らげてくれます。 石 石を活用するいちばんの方法は、ダイレクトゲイン。日当たりのいい場所に石を使えば太陽の熱を蓄熱してくれます。また中には、大谷石など調湿効果があるものもあります。