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現代の家は高気密高断熱で、室内に具合の悪い化学物質があると、換気されず、蓄積し、それが住まい手に対して悪い影響を起こしていることがわかっています。(昔の家はすきまが多く、自然に換気をしていました。)
対策として、しっかりとした換気計画をするということが大切であると同時に、その悪い化学物質が出ない建材等を使用することが大切であります。そういうことから、自然の素材を使うのが室内空気質の面からもいちばん良いということで使っています。



木という材の魅力をあげたらほんときりがありません。軽くて丈夫。手触りがよく、適度に弾力がある。断熱性も高いので触ったときに冷たさを感じない。なんといっても心地いい香りがする。これらは、すべて木の呼吸する力のおかげだといわれています。
木は自然素材の中でも調湿作用が高く、例えば、杉の柱1本でビール瓶1本分の水分を吸放湿しているといわれています。


木が呼吸しているのは想像できるけど、土が呼吸しているのはわからないという方も多いでしょう。最近よく耳にする珪藻土や「しらす」を原料とする薩摩中霧島壁など調湿作用が高い土は、科学的に言うと多孔質な素材です。数十ナノメートルの小さな穴がたくさん開いていて、そこに水分が吸着されます。この小さな穴は、水分を吸放湿し、室内に柔らかな空気環境をつくります。




畳に使う、い草には目に見えない細かな穴が無数に開いています。そこに空気を含み、その空気が断熱材の働きをしてくれるので、畳は、冬暖かく、夏涼しく感じられるのです。


和紙には保温効果があると言われています。繊維と繊維の隙間に空気をたくさん含み、その空気層が暖かさを保ってくれるのです。また、障子は光を拡散し、和らげてくれます。


石を活用するいちばんの方法は、ダイレクトゲイン。日当たりのいい場所に石を使えば太陽の熱を蓄熱してくれます。また中には、大谷石など調湿効果があるものもあります。


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